会社概要

昭和45年の万博の年、生粋の溶接屋の息子として生を受けた私の幼少期といえば町工場で遊び、町工場の人の温かさの中で育ち、小さい頃の夢は「お父さんの後継ぎをすることや！」っと言っていた単純明快な美少年(!?)でした。

社会人になる頃にはその夢も変わり、家業が気になりつつも外の世界も見てみたいということから某大手機械メーカーのセールスとして5年間、かけがえのない経験を積ませていただきました。

たまたま幸運なことに実家のある東大阪が担当地域になり東大阪という町を隅々まで見れたことは今でも私の大切な財産です。

東大阪という地域はたった一人でやっている町工場からハイテクマシーンをずらりと並べる最先端企業までが隣接、集積していて、面積に対する工場の数が日本一なんです。

工場はしょぼいが腕は一流！そんな会社が山ほどある町です。実家の会社も正にそんな会社でした（笑）。

そんなある日、実家の会社に激震が走りました。そう、“不渡り”です。

幸いにも周りの皆様のご支援で最悪の事態は免れましたが、当時まだメーカーに勤めていた私は何の出助けも出来ず、ただただ状況を見守るだけで自分の無力さを痛感した事は今も忘れられません。

それと同時に「何とか力になりたい、そして不況に負けない会社にしたい」この思いが実家の会社に入るきっかけでした。

それからひたすら溶接技術習得に全霊を傾ける日々が続き、ようやく一人前の仕事ができるようになった頃、先代から「レーザ加工機と曲げの機械を導入してみては？」と提案があり当時、町工場にどっぷり浸かっていた私にとって正に目からうろこでした。

人間ずっとうつむいて仕事をしていると視野が狭くなるということを体感してしまいました。

確かな溶接技術を“軸“としてハイテクマシーンとのコラボレーションで、より信頼性の高い製品を短納期、低コストでお客様に提供できる会社。

そんな会社を目指してこの計画はすぐに実行され、たくさんのお客様より非常に高い評価をいただくことができました。

更なる一貫生産を図るために大型5面加工機、複雑形状に対応するため5軸加工機も導入し図面から完成品までを短納期かつ高精度のものをお届けできるようになりました。

また平成30年４月より会社名を株式会社松村溶工所から株式会社レイマックと改めました。
※レイマック（Laymac）とは造語で当社の一貫生産の物作りの流れから命名しました。
La（Laser）、y（溶接）、mac（マシニング）

レイマックには高い切断技術や溶接技術をはじめ、豊富な金属の知識と多くの経験があります。

ご注文頂いた製品すべて、”ああレイマックに任せて良かった”と思っていただけるよう、日々精進して努力を続けることをお約束いたします。

「Made in Japan」の威信をかけて真面目にモノづくりに取り組む企業であり続けるとともに皆様に頼りにしてもらえる会社にしていきたいと考えています。

困ったら　

これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。